ビデスコを始めて6年が過ぎた。この間いくつの三脚や雲台を変えただろうか。特に雲台は不満で、ビデスコの最高160倍の超望遠でぴったりと狙った位置で止めることができなかった。もちろん、プロの使っている頑丈な三脚だと簡単に実現できるのだろうが、軽くて小さいのが欲しいのだ。
この度,GITZOから「バードウォッチング用に設計された2ウェイフルード雲台」といううたい文句で発売されたのが気になり、早速2種類あるが小さい方の
GH1720QRを購入した。すぐに届いたのを開包してその小ささと軽さにびっくり。果たしてこれで最大加重4kgに耐えられるのだろうかと。
三脚に取り付けてテストしてみた。「うん、これはいける!」という感触だ。大型のノブをゆるめることで、パン・チルトが軽く動き、しめることで両方のロックができる。これは気持ちよく決まるのだ。その動きがすっかり気に入ってしまった。しかし、欠点もあるのでそれを承知ならおすすめだ。
1.レベラーが付いていない
三脚に付いている場合は問題がないが・・・。
2.プレートが小さくて固定
カメラの重心を取るためにプレートを移動したいときはもう一つ上の
GH2720QRか、マンフロットのロングプレートがお勧め。(写真参考)
3.ハンドルは小さくて固定している
仰角の高いときにハンドルの向きを変えたい。変更はできるのだが
ドライバーかコインで回す必要がある。HDV701のハンドルと取り替え
て使っている。
ネットを見たら近くGH1720FQRが発売とある。これはグリーンカラーとなっているが性能には差がないようだ。詳しくは
GITZOのWebを見て。