東日本大震災を詠んで ②

 大地震を逃れて保護さるる避難所に 命果つ人つぎつぎと出づ
 握り飯一つとドーナツ半分を 撰ぶ食事をテレビは映す
 配られしおにぎり食べぬ若き母 明日の朝にと幼に残す
 逃れ来て避難所暮らしを追うマイク みな冷静に現状語る
 危険をおかし 被災の街へ ボランテァ
              知人は発ちしとう 無事祈るのみ
 何もかも無かりし如く番組は 「お笑ひ」映す震災後一週間目
 試行錯誤のつづく厳しき原発の 放水見守る世界こぞりて
 世界一の災害ならば世界一の 頑張り見せると女性の答える
 次々と放射能出づる野菜・水 原発処理の遅れ広がる

                  引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2011-03-24 08:51 | ちょっと聞いて
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