先般からここで取り上げていた新型CPUに搭載されている「クイック・シンク・ビデオ (Quick Sync Video)」についてやっと「ビデオSALON」9月号に紹介記事が掲載された。ハイビジョン動画を高速書き込みができる画期的なシステムの紹介記事がないのはおかしいと一柳編集長に直訴したいと思っていた矢先だった。
このシステムは、インテルの第2世代CPUのコアi5/i7にビデオエンコーダーをハードウェアで処理する機能が搭載されている。それと内蔵されたグラフィックス機能を併用すればエンコードが短時間で処理するのだ。記事によると、5万円のi5搭載のノートパソコンでも、実時間以内で書き出し作業が終了したとある。
この機能を使える編集ソフトは、現在ところエディウス6.03またはエディウスネオ3だけで、エディウスネオ3の場合はV.3.02にアップデートする必要がある。私はまだ3年前のコアツークワッドのパソコンを使っている。これにファイアーコーダーブルーを搭載しているので、エンコードは実時間内で済んでいる。Core i7-2600K とZ68(またはH67)チップセット搭載機を友人たちに勧めていながら、自分自身は古いマシンで我慢している。どのタイミングで乗り換えるべきか悩んでいるところだ。