飛び込んだ瞬間をキャッチ!

 カメラでカワセミを追っかけると、誰もが獲物をキャッチする瞬間を撮したいという欲望に駆られる。私もそのひとりで、先輩達の素晴らしい写真を見ているとその気持ちがますます強くなってくる。マウントプレートを変更したので、その使い勝手を兼ねていつもの公園へ私のセミちゃんが来ていないか覗きに行く。

 待つことしばし、最初に来たときはカメラを構える間もなく飛び去ってしまった。もう今日は駄目かなと帰り支度をしていたとき再び現れた。しかも今度は曇り空ながら明るい位置なのがいい。スコープをつけたメインカメラはセミちゃんのいる止まり木を狙う。そして用意していた予備カメラにテレコンをつけて飛び込みそうな水面を狙って固定しカメラを回しておく。待つことしばし、メイン画面からセミちゃんが消えた。慌ててサブカメラのモニータをちらっと見たら水面がかすかに動いたようだ。この時点で未だ映っているとは思わなかった。

c0047906_22454982.jpg メインカメラの方は主人公を画面の中央に大きく映していたため、魚をくわえて戻った位置が画面の端っこだった。慌ててカメラを動かそうとしたが、微動しないようしっかり三脚を止めていたのでスムースに動かない。そのため大きく画面が乱れうまく捉えられない。なんとか中央に寄せた時点でもう魚は口の中に収まってしまって満足そうに舌なめずりをしていた。

 帰ってからプレイバックすると飛び込む瞬間が画面にいい角度で映っているではないか。やったぜ、ブラボー!。カワセミが魚を捕る瞬間をテレビで何回か見たが、その素早さにはいつも感心させられる。この画面も止まり木を離れてから戻るまで僅か2秒間だった。それで正確に魚をくわえて水面から飛び上がっている。何という早業、改めてカワセミの才能に敬意を表する。

 セカンドカメラはテレコンをつけてはいるが、ズームいっぱいでもカワセミが小さくしか映らないのでデジタルズーム領域まで広げていた。それで撮影した画面は鮮明さに欠ける。もう一台スコープが欲しいなあ。そうしたらカワセミを同じ大きさと鮮明さで撮すことができ、つなぎ編集しても違和感がなくなるのだが・・・・。

 撮影は不出来で何とか編集してごまかした作品だが、初めての獲物を捉えたビデオなのでここに公開しよう (ここをクリックで動画が見られる)

  翡翠色の 羽ひるがえし水中の 魚獲るカワセミの 早業を見つ
  わずか二秒 魚を咥えて木に戻る カワセミの映像 目を凝らし見る

                       引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2004-10-03 22:35 | カワセミ科
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