カテゴリ:マレーシアの野鳥日記( 9 )

マレーシア旅行 (5)

 今日はマレーシア滞在の最終日。自由行動なので、無料のオプションツワーをキャンセルして探鳥することにした。車をチャーターして島の北西にある森林公園へ行く。ここで午前中がんばったがたいした収穫なし。

 午後は場所を植物園へ移す。入り口そばに鮮やかな花が咲いている。「これにタイヨウチョウが来る」というねらいはぴったり。待つことしばし、チャノドコバシタイヨウチョウがやってきた。この鳥は2年前に撮影できなかった鳥で、やっと会うことができた。背中は金属光沢があり、喉は茶色で腹は黄色のきれいな鳥で、花によく似合う。

 一眼レフカメラの友人たちが盛んにシャッターを切っている。こちらも負けずにビデオカメラで追っかけるが、なかなかじっとしてくれない。携帯三脚なので画面の移動は思うように動かない。それでも少しは撮影できたのでお見せしよう。特に最後の場面はイナバウワーしているのでよく見てね。



 夜7時半、ペナン空港からいよいよ帰国だ。クアラルンプールで乗り継ぎ、翌日の朝7時関空へ到着した。今回は観光ツワーだったが中身が濃く、それなりに野鳥撮影もできて快適な旅となった。仲間の集計では、30種類の野鳥を撮影できたとのこと。別の野鳥は後日紹介することにしよう。

 漆黒の 背に紫の色光り チャノドコバシタイヨウチョウ 腹の黄鮮やぐ
 赤き花に 縋る野鳥の 2年ぶり マレーシアの旅 最終日となる
 花の蜜 吸えばたちまち イナバウアー 揺れる紅花に 縋りしままに

                        引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2009-09-29 16:45 | マレーシアの野鳥日記

マレーシア旅行 (4)

 キャメロンハイランドで迎えた朝、食事の後の僅かな時間をホテル前で野鳥を観察する。ここで待望のタイヨウチョウを見ることができた。タイヨウチョウはハチドリのように長いくちばしを使って花の蜜を吸う。ここで撮影できたのはキバラタイヨウチョウ。ほかにアカハラシキチョウ、エボシヒヨドリ、オニサンショウクイ、ゴシキソウシチョウなども観察することができた。やっぱり高原で鳥の密度が濃い。



 今日の観光は、朝市を見学し紅茶畑からローズガーデンへ。ここではグリーンのバラを見た。葉っぱと同じ色だと花が咲いていると教えてもらってやっと確認できた。花も品種改良が進んでいろんな色の花があるのだ。
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 その後、バスにてイポーに移動しここで昼食。午後はブキッ・メラ・レイクタウンリゾートへ。ここの湖の中島にオランウータンの保護センターがある。ボートに乗ってそこを見学する。
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 その後、ペナンブリッジを渡りペナン島へ入る。宿泊は、はじめにも書いたようにジョージタウンのイースタン&オリエンタルホテル(E&O)なのだ。今回の旅で一番感激したのは、格安ツワーなのにこんな最高級のホテルに泊まれたことだった。今夜はこのホテルのゴージャスな雰囲気をじっくり味わって休むことにしよう。
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 垂るる花 ゆらして キバラタイヨウチョウ 長き嘴で 花の蜜吸う
 南国の 花は美し ゆらゆらと 揺るる花房 紅色華やぐ
 マレーシアに みどりのバラの 珍しき 花も蕾も みどり一色
 檻の向こう 茂る草むら オランウータン 夫婦に見えて 向い合うなり
 最高級 ホテルに泊まる ゴージャスな 雰囲気想像 ホテルを眺む

                      引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2009-09-27 23:36 | マレーシアの野鳥日記

マレーシア旅行 (3)

 今朝もホテルの前で野鳥観察をする。昨日と同じアカハラダカの幼鳥が見つかる。それにコウライウグイスが街路樹の見上げる位置にとまっている。(動画の「HD」をクリックしてその右のマークをクリックすると高画質のフル画面で見ることができる)

 今日は午前中クアラルンプールの市内観光だ。王宮、国家記念碑から国立モスクと回る。住民の服装などからは強く感じられなかったが、ここはイスラムの世界なのだ。今日の昼食はおしゃれにリッツカールトンホテルの中華料理店で飲茶料理となる。

 午後は、バス移動で高原のリゾート地として有名なキャメロンハイランドまで4時間の旅。曲がりくねった道が延々と続く。原住民が所々に山で取ったものを売っている。ここは標高が1,500mを超えるため涼しく、物価も安いので日本人の長期滞在も多いそうだ。ここはまたお茶の産地としても有名だ。今夜はここで泊まる。
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(キャメロンハイランドで宿泊したEquatorial)

 マレーシア ホテルの前の 街路樹に コウライウグイスの 仕草愛らし
 妖しきメロディ 流るるなかに コウライウグイスの 羽繕い見る
 高原の リゾート地まで 4時間を かけてホテルへ 曲がる道つづく

                        引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2009-09-22 12:56 | マレーシアの野鳥日記

マレーシア旅行 (2)

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 マレーシアで迎えた初めての朝、朝食後ホテルの外に出てしばし野鳥を観察する。ホテルの外壁に鷹がとまっている。後ほど調べたらアカハラダカの幼鳥とのこと。 そばの街路樹ではインドハッカやメグロヒヨドリなどを観察する。

 今日はマレー鉄道の旅。クアラルンプール駅よりマラッカ近郊のタンピン駅まで約1時間半。一等車に乗る予定だったが予約しておかないと駄目で、二等車になった。車窓からの風景は原野のところが多く、所々にパーム椰子畑があり、ほかの畑はほとんど見かけなかった。
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 マレーシア最古の都マラッカは、2008年に世界遺産に登録された。まずは市内を流れる川をリバークルーズする。そこで観たのはオオトカゲ、1.5mはあろうか。午後は中華街を散策し中華寺院「青雲亭」へ。その後、オランダ広場からフランシスコザビエルゆかりのセントポール教会へ。サンチャゴ砦では久しぶりに全体が濃い黄色でくちばしがピンクのコウライウグイスと再会できた。
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 ここからはバスで移動してクアラルンプールへ戻り、夜はセランゴール河口でホタルを鑑賞する。暗闇の中、マングローブの大木に止まっている小さなホタルがクリスマスツリーのように光るのをボートから観る。後でわかったことだが、セランゴールにある自然公園は野鳥の宝庫だそうだ。次回、マレーシアに行くときはチェックすることにしよう。

 車窓より 眺むる景色 原野多く マレー鉄道での 旅始りぬ
 マラッカの 市内流れる 川の辺に 出でしオオトカゲ 大の字に這う
 マレーシヤ 最古の都 マラッカは 世界遺産なり コーライウグイスに出会う
 マングローブの 大木に止まる ホタルの灯り ツリーの如く 煌きており
 野鳥の宝庫 セランゴールの 自然公園 次回の旅にも また訪ねたし

                           引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2009-09-15 12:47 | マレーシアの野鳥日記

マレーシア旅行 (1)

 2年ぶりの海外旅行をする。昨年は病気で、毎年出かけていた海外旅行の記録は途絶えた。今年になってやっと体力も回復したので、鳥仲間4人と一緒にマレーシアへ行った。参加したツワーはHISの「新マレーシア周遊6日間」の旅で、関空から出発の54,800円だ。値段から想像してそれなりの内容と考えていたが、何のなんの観光は盛りたくさんで、宿泊はすべて五つ星ホテルで、全食事付きだった。
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 クアラルンプールのツインタワー夜景

 何よりも驚いたのは最後に宿泊したホテルだ。ペナン島のイースタン&オリエンタルホテル(E&O)で、かつて「スエズ運河以東で最上のホテル」といわれた1886年創業の伝統的なホテルだ。広いリビングルームやベッドルームと浴室で洗面台とテレビは2つある。家具はすべてマホガニー材で、内装は落ち着いた色彩だ。HISといえば低額の若手相手の旅行社という認識を見直す旅となった。(今回のツワーは、全国から100名以上参加の大きな団体で、宿泊ホテルは何カ所にも分かれておりE&Oに泊まれたのは数名で、ほかの参加者に羨ましがられた)
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 E&Oホテルの部屋から見た朝日・これぞ南国の風景

 肝心のバードウォッチィングだが、今回は観光ツワーに参加なので本格的なカメラシステムは持って行かなかった。小型のビデオカメラにテレコンをつけ、携帯三脚での撮影となった。それも本格的に追いかけられたのは最後の日だけで、ペナン植物園などに出かけて半日撮影した。それでも2種類のタイヨウチョウなど、数種類の新しい野鳥との出会いがあった。そのビデオは後日掲載することにしよう。
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 キバラタイヨウチョウ

  美しき ツインタワーの 聳え建ち マレーシアの 夜の更けゆく
  絵葉書の 如き南国風景の 空は茜に 夕陽かがよう
  珍しき 紅き花房 垂るる枝 キハラタイヨウチョウの 嘴長し

                      引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2009-09-08 12:48 | マレーシアの野鳥日記

タイヨウチョウをゲット!

 今日は撮影できる最終日だ。新しいマングローブに行く組と、5日に行ったチャバネコウハシショウビンを見た場所へ行く組と分かれる。やっぱりチャバネをもっと見たいと後者に参加する。ここでは新しい鳥はなかったが、チャバネコウハシショウビンとブッポウソウ(下の画像)を存分に撮影することができた。ササゴイ、タヒバリやイソシギそれにカワセミも撮影できた。
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 お昼はあまりにも暑いので移動する。島内には野鳥園・バードパラダイスがあるということでそこへ行くことになった。野鳥園なら日本国内でも見ることができるので、みんなと別れて3人だけそばの民家付近で撮影することにした。

 今日も突然猛烈な夕立に遭う。慌ててそばの船作業場に避難する。20分後に小雨となってやっと撮影ができる。民家のそばの白い花にタイヨウチョウが来た。慌ててカメラをセットするが、なかなかすばしこくてピントが合わせられない。何とか数ショットを撮影できた。ホテルに帰って調べると図鑑の表紙を飾るキゴシタイヨウチョウ(下の画像)とわかり、今日最高の収穫だ。
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 いよいよ、今日でランカウイとお別れだ。早目にホテルに帰り、荷物の整理をする。出発までしばらく時間があり広大なホテルの敷地を少し散歩する。野鳥の他にオオトカゲやサルの親子なども見ることができた。

 楽しかった撮影旅行もこれでおしまい。往路の逆にランカウイからクアラルンプールへ飛び、真夜中出発のマレーシア航空で関空向けて出発。翌朝全員無事帰国した。

  真っ黒に 唯一あかき くちばしの ブッポウソウは 梢にとまる
  白き花に タイヨウチョウの 朱(あけ)映えて
                    きょう最高の 映像となる

                      引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2006-10-07 22:50 | マレーシアの野鳥日記

飛びものに挑戦!

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 今日は昨日の帰りに寄った田園地帯に行く。いきなりアオショウビン(上部画像)を見つけた。カワセミ類はどれもきれいだが、この鳥も色鮮やかだ。以前にスリランカで見た鳥だ。ここは道路脇ながら結構野鳥をたくさん見ることができた。

 街路樹に小鳥が出たり入ったりしている。野鳥に詳しいメンバーに聞くとヘキチョウとシマキンバラだそうだ。どうやらその小さな街路樹に何羽も巣を作っているらしく、盛んに枯れ草をくわえて木の中に隠れる。インドトサカゲリやアマサギそれにタヒバリなども見ることができた。

 田園の中を白い鷺が飛んでいる(帰国後アカガシラサギとわかる)。昨年のツワーでは失敗したビデスコで飛びものに挑戦する。数回にわたって3分ほど追尾ができた。うまく映っているか気になるがビデオテープの場合は、途中で見ることは厳禁だ。うっかりすると上書きをしてしまい、せっかくの撮影がパーになる。宿舎で調べると何とか映っているのでホッとする。この動画は後日たっぷりお見せしよう。(貼り付けた画像はビデオから切り抜いたもの)
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 午後からは公園に移動する。今日も雨模様だが昨日ほどのことはなく、コウライウグイスやカササギサイチョウなどを撮影することができた。とにかく暑くて汗びっしょりで休み休み撮影した。

 巣づくりの 枯草くわえ それぞれの 小鳥繁みの 中へと隠る
 マレーシァの 田園の上(へ)を 一直線に 飛ぶシラサギの 緑に映えり

                         引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2006-10-06 21:54 | マレーシアの野鳥日記

本命がいきなり現れた!

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 6時起床、とにかく暑い上に湿気が多いのでバスにて早朝に出発する。9時前に撮影現場に着くといきなり本命の鳥と出会えた。マングローブの木の枝に止まっているのはチャバネコウハシショウビン(添付画像)だ。この鳥と出会えただけで、今回のツワーの半分は目的達成だ。

 続いて現れたのはブッポウソウ。それにナンヨウショウビンをゲット。その後、アオバト、シロガシラトビ、チゴモズ、アカモズ、カワセミ、カノコバトそれにオオバンケンなど。日中はかなり暑いので野鳥も出てこず、ひとまず部屋に帰りシャワーを浴びて昼寝する。

 午後4時、オオサイチョウを観察に島の内陸部へ。アンダマン海に浮かぶランカウイ島は素朴な自然と美しいビーチが魅力のネイチャーアイランドだ。ホテルもビーチに建っている。この鳥は平地に現れず、島の中央部のラヤ山へ車にて登る。

 午後の天候はよくなく、目的の場所に到着するもサイチョウが現れず。待つこと1時間。やっと谷の向こうの枝に止まっているオオサイチョウを見つける。5,6羽あるが距離は数100mもあり、その上暗くてよく見えず、撮影には最悪の条件だ。何とか撮影はしたものの見られる場面があるだろうか。

 不安な気持ちで撮影していたら、突然大粒の雨だ。南方特有のスコールの洗礼で、あわててスコープにカバーを掛けてマイクロバスに飛び込む。メンバーの中には雨具の準備が遅れてびしょ濡れ、機材も水浸しになって大騒ぎだった。

 島に着けば チャバネコウハシショウビンに 真っ先に会う 目的達成
 マングローブの 木ノ実と共に チャバネコウハシショウビンの
                      美しき姿 カメラに収む

                       引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2006-10-05 23:26 | マレーシアの野鳥日記

ランカウイ島へ出発

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 このところ毎年1回は海外へ撮影旅行に行っている。今年は一昨年、昨年と続いて同じグループの野鳥撮影ツワーに参加する。今年のタイトルは「石丸喜晴さん・大島志のぶさんと行く野鳥の楽園マレーシア・ランカウイ島野鳥観察撮影ツワー5日間」という長~がいタイトルになっている。

 総勢21名、実は添乗員のJTB山本さんは「翡翠との出会い」のHPを主催しているカワセミ好きで有名なeisvogelさんなのだ。従って3人の先生を抱えた豪華撮影ツワーで、しかも殆どの参加者はレピーターなので同窓会の雰囲気で楽しい仲間たちなのだ。

 出発は成田と関西に別れ、私たち5人は関西空港に集合して10時半フライトのマレーシア航空で出発する。クアラルンプールで成田組と落ち合い、そこからローカル線でランカウイ島へ。ここはマレーシアの最北端にある島で、今日から3日間滞在するランカウイ・シェラトンホテルに到着する。シャワーを浴びて夕食を摂りすぐに就寝する。さあ、明日からはどんな鳥に出会えるのか楽しみだ。
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by ja3cf | 2006-10-04 23:19 | マレーシアの野鳥日記