カテゴリ:ケアンズの野鳥日記( 8 )

ナンヨウショウビンは恋の季節

 ケアンズでの最終日、4時起床して有志と市内のセンテナリー公園へ行く。昨年と同じ場所でナンヨウショウビンをいきなり撮影ができる。しかもつがいともう1羽のオスが、虫を加えて求愛給餌に来たところも撮影できた。この鳥にとっては今は恋の季節なのだ。ドラマがまだ続く。メスが止まっているお気に入りの枝に、こんどはツチスドリが来てとうとうナンヨウショウビンを追い出してしまった。
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 しかし、ホテルの涼しいところからいきなり暑いフィールドに出ての撮影だったので、レンズが曇り画質がよくない。鳴き声もぱっちり録音することができた。その後、キバタンとズグロトサカゲリなどを撮影する。8時すぎに部屋に戻り、シャワーを浴びて急ぎ帰りの荷作りをする。

 楽しかった今年の旅もこれで終わり。9時半全員バスでホテルを出発。市内のOKショップなどで買い物をして10時半空港へ。搭乗予定のオーストラリア航空機が整備不良のため急きょ別の機体に変わり、出発が3時間ほど遅れる。幸い娘家族が関西空港まで迎えに来て、待っていてくれていたのでスムースに帰宅することができた。 

  ナンヨウショウビンの 求愛給餌の様(さま)撮りて
                  ケアンズの旅 今日で終わりぬ

                       引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2005-12-04 20:38 | ケアンズの野鳥日記

アサートン高原

 8時出発でアサートン高原へ。昨年と同じハスティー沼地で探鳥する。水鳥を一通り撮影するが、特に目新しいものはないようだ。赤いインコが撮影できたようだがビデオに撮れず。

 途中ヨタカの親子を見つけ、バスストップして撮影する。この鳥は木の幹と全く同じ擬態で、鳥ガイドのジョナサンがよく見つけたものだ。ビデオのモニーターで見ても、木と区別がつかない。
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 午後ケアンズ郊外のゴルフ場近くの沼で多くの水鳥に出会う。アオマメガンやサザナミオオハシガモは初めての出会いだった。ブロンズトキは昨年も映したが、今日撮影できたのはかなり色が違っていた。ビデオの場合は撮影しながらパンすることが多く、いろんな鳥を撮影できている。昨年映せなかったものがありそうなので後ほど検証してみよう。

 夜は大島先生を囲んでシーフードレストランで打ち上げ会を開催する。このツワーもあっという間に終わりに近づき、もう明日は最終日だ。とにかくよい仲間に恵まれて楽しいツワーだと、みんなが認めるところだ。

  擬態なし 樹木と紛う ヨタカの親子 珍しく見し ガイド指す先に
                       引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2005-12-03 20:03 | ケアンズの野鳥日記

待望のシラオラケットカワセミをゲット!

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 朝4時起きでディンツリー方面に出かける。約2時間のリバークルーズを楽しむが船上のため三脚が使えず。HC1で手持ち撮影するが、残念ながら鮮明な動画は撮影できなかった。望遠レンズを付けてデジカメ撮影したメンバーの静止画を楽しみにするが、このクルーズは期待していたほどの成果はなかった。

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 この後キングフィッシャーパークへ。ここのオーナーが代わっており、施設もいくらかよくなっている。早速、あこがれの鳥をめがけて探鳥開始。丁度日本からワイバードの探鳥ツワーも来ており賑やかだ。ズグロヤイロチョウを見たが撮影できず。
 それはお昼前に突然訪れた!待望のシラオラケットワカセミだ。さすが世界一きれいなカワセミと呼ばれるだけのことはある。名前の通り白い尾っぽがきれいだ。夢中で撮影するが、逆光のためにシラオが暗くなってしまったのが残念だった。ここでほぼ全員が撮影に成功し、みんな大満足だった。帰りのバスもシラオの話で盛り上がり、ほかの野鳥はかすんでしまったほどだった。撮影した動画は後日ゆっくり紹介することにしよう。

  世界一美しと言う カワセミに 先ず出会いたり ケアンズの街に
                      引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2005-12-02 20:53 | ケアンズの野鳥日記

ケアンズに到着

 昨年に引き続き今年もケアンズへ行ける幸運に恵まれた。04:40 予定どおりオーストラリア航空でケアンズに到着する。成田から参加のメインの連中と落ち合いすぐにホテルへ。今回のツワータイトルは「女流デジスコ野鳥カメラマン・大島志のぶさんと行くケアンズ・デジスコツアー5日間」で参加者は18名。何しろ昨年のツワーからずーと共通の掲示板で情報交換をしていたので、気心が知れた仲間たちだ。お互いに1年ぶりの再会を喜び合う。早朝なので部屋に入れず、ロビーで撮影機材を準備をしてセンテナリー公園へ行く。

 モリショウビンやズグロトサカゲリ、ヘラシギ、定番のワライカワセミなどを撮影する。何しろ暑い。冬からいきなり真夏に変わって、昨夜は機内で寝られなかったのがこたえた。

 13:00 ホテルに戻り昨年と同じ部屋に入る。持ち物を整理してシャワーを浴び、遅めの昼食を摂る。そのときの飲んだビール、小瓶なのにすっかり酔っぱらってしまい起きてもふらふらの状態だった。
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 16:00よりホテル前で撮影する。ここの海岸は干満の状態で景色が一変する。いまは数百メーター先までずっと干潟が続く。水鳥も遙か向こうだ。明日は早朝出発なので、撮影は早めに切り上げ就寝する。

 ランキング クリックしつつ ケアンズの 鳥追う友の 帰国待ちわぶ
                       引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2005-12-01 07:08 | ケアンズの野鳥日記

ホテル前海岸で

 ツワー最後の日だ。午前中時間があったのでホテル前の海岸で撮影する。コシグロペリカン(下の画像)が波打ち際に多くたむろしている。そのそばにはサルハマシギ、ウズラシギ、オオソリハシシギ、アオアシシギ、トウネンやシロチドリそれにギンカモメなどがかたまっている。

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 本当にケアンズは野鳥の楽園と言っていい。珍しい野鳥やきれいな鳥を間近で見ることができる。私たちの滞在した3日半の間に、実に150種類以上の野鳥を観察できた。野鳥撮影を始めて僅か3ヶ月、何もわからず参加したのだが実に稔りの多い旅となった。

 珍しい鳥たちと出会えたし、それに何よりもよかったのは多くの野鳥好きな人たちと出会えたことだった。現地では2台のビデオカメラを持って行き、合計で5時間の撮影をした。デジスコ用のデジカメも持っていったが、デジスコとビデスコの取りかえに手間がかかるのでビデスコ1本で撮影した。

c0047906_17511426.jpg 私たちは当日夜に成田へ無事帰国した。楽しかったツワーも本当にあっという間のできごとだった。帰ってからそのビデオを編集して「野鳥の楽園・ケアンズ」のタイトルで1時間のDVDビデオに仕上げて参加者に配った。それには参加したメンバーからデジスコ画像の提供を受け、撮せなかった野鳥やいい静止画を取り込んで編集をした。ビデスコはデジスコと違い、鳴き声が聞けるのと鳥の習性や行動がよくわかり、ツワーでの楽しさが再現されたとたいへん好評だった。これはビデオマニアにとって最大の喜びだ。

 なお、ここで撮影できた野鳥ビデオは後日紹介するとして、画像については、一緒に行った友人の山田さんのウェブをご覧あれ。
 URL:http://www.tvk.zaq.ne.jp/jh3vsr/CairnsBird/index.html
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by ja3cf | 2004-11-21 17:10 | ケアンズの野鳥日記

アサートン高原

 ナンヨウショウビンが巣を作ったという情報で、早朝再びセンテナリー公園へ出かける。姿形はモリショウビンとそっくりで、違うのは背中の色が濃い緑という点だ。結構長い時間撮影することができた。

c0047906_15552689.jpg その後、郊外のアサートン高原に行く。ハスティース湿地は野鳥の観測スポットになっており、観測小屋が設置されている。だが、ここからの撮影はビデスコにはよくない。木造の床は震動に弱く、そばの人が少しでも動くと映像が乱れてしまう。

 小屋からの撮影をあきらめ足場が悪いが低い岸辺で撮影をする。カモやシギ類が多くオーストラリアセイタカシギがちょこちょこ歩き回る姿がユーモラスだ。セイケイはずんぐりした体型の鳥で、パープル色をしている。

c0047906_16363086.jpg 湿地のそばの樹木ではワライカワセミが複数観察できた。この鳥はオーストラリアを代表する野鳥で、同国の国際放送では放送の合間にこの鳴き声を聞かせている。遠い昔、短波放送の受信に夢中で、この声を毎日のように聞いた。いつかはこの鳥を見たいと思っていたので50年ぶりにその希望が達成できて大感激だ。

 その後、野鳥の多い樹林で観測する。ここの野鳥は動きが速い上に小さいのが多くて、デジスコやビデスコでの撮影はかなり困難だった。

 今日新しく撮影できたのは、オーストラリアアメジロガモ、ハイイロコガモ、パプアオオサンショウクイ、セイケイ、マミジロカルガモ、オオリュウキュウガモ、ワライカワセミ、ヨコジマカッコウサンショウクイ、シロハラコウライウグイス、ウスズミモリツバメなど。

 ビデオ撮影した野鳥は後日紹介する。
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by ja3cf | 2004-11-20 16:34 | ケアンズの野鳥日記

キングフィッシャーパークとミッチェル湖

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 早朝4:00出発で、キングフィッシャーパークへバスで行く。 ここは世界で一番きれいなカワセミとして名高いシラオラケットカワセミが来ることで野鳥ファンあこがれの公園なのだ。先の情報では今年はまだニューギニアからの来ている個体数が少ないとのこと。果たしてみることができるだろうか。

  5時間かかって9:00過ぎに到着する。残念ながらシラオは一部のメンバーが目撃しただけでだれも撮影に成功しなかった。それでもここでは色鮮やかなインコが3種類とフヨウチョウ、ツカツクリやヨタカなど珍しい野鳥を数多く撮影できた。

 ここのオーナーのロン・スタナードさんはNHKで放映された「嶋田忠・野生の瞬間に挑戦」で撮影されたときと全く同じTシャツ姿だった。c0047906_21183331.jpgこの放送ではシラオラケットカワセミの撮影のために、ここに3ヶ月滞在したそうだ。それを思えば僅か数時間の滞在で撮影ができなくともあきらめがつく。次回に挑戦する楽しみができたということだ。シラオを見ることができなかったので、ルリミツユビカワセミの営巣場所を観察に行く。巣の前の離れた位置で待ちかまえていたが、警戒心が強くここでは撮影ができなかった。雛がかなり大きいらしく、大きな魚をくわえた親鳥が離れた枝に止まっているのが後ほど観察できた。

c0047906_1552198.jpg 午後からはミッチェル湖へ移動する。ここは湖というより沼に近く、湖の中に草や木が生えている。セイタカコウが大きな体を揺すりながらのっしのっしと歩いている。反対にトサカレンカクが急ぎ足で駆けずり廻り、ビデオで追っかけるのがたいへんだ。空では鴨が群舞している。ずっと向こう岸にはコクチョウも見える。ここも野鳥がいっぱいだ。

  湖の中に 生(お)う木の あわいより 鳥は幾種よ カモも空とぶ
  大き魚 咥えて枝に 親鳥は 人を恐れて 餌を運ばず

                       引地貞子(那智勝浦町)

 今日撮影できた主な野鳥は、コセイガイインコ、イチジクインコ、ゴシキゼイガイインコ、フヨウチョウ、オーストラリアツカツクリ、ヤブツカツクリ、パプアガマグチヨタカ、キバラタイヨウチョウ、キバタン、ルリミツユビカワセミ、キアシヒタキ、セイタカコウ、ブロンズトキ、コクチョウ、オーストラリアセイタカシギ、オオリュウキュウガモ、トサカレンカク、ブッポウソウ、ウロコミツスイなど。

 ビデオ撮影できた野鳥は後日紹介しよう。
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by ja3cf | 2004-11-19 09:44 | ケアンズの野鳥日記

ケアンズへ

 いつもの鳥見仲間三人衆で「石丸喜晴さんと行くケアンズ野鳥デジスコ撮影ツワー」に参加して待望のケアンズへ。飛行機は前日の夜成田を出発して早朝に海岸そばのリゾートホテルに着いた。このツワーはJTBの主催だが石丸さんはデジスコ・パイオニアであり、ツワーコンダクターの山本さんはなんとカワセミ倶楽部の主宰者ではないか。お二人の先生に囲まれてのツワーは、女性5名を含めて実に賑やかで楽しい。

c0047906_23263137.jpg  一行は18名で早速ホテルに荷物を置いてそばの海岸公園へ撮影に出かける。話しに聞いていたが野鳥の密度は非常に濃い。いろんな鳥が飛び交っている。カバイロハッカが地面をはいずり回り、メガネコウライウグイスは眼の周りが鮮やかな赤色で驚かされる。

 午後、市内のセンテナリー公園へ移動する。ここには淡水と海水の2つの池があり、その周囲の樹木にも鳥がたくさん来ている。池にはいろいろな水鳥を見ることができたが、マミジロカルガモ(上の画像)の羽ばたきは瑠璃色に輝いて実にきれいだった。

c0047906_8513543.jpg ここではモリショウビン(右の画像)も撮影できた。背中は瑠璃色に輝いている。海外で見るカワセミ種は、昨年スリランカのアオショウビン以来だ。ここで何種類のカワセミと出会えるのか楽しみになってきた。

 池の向こうにスズメほどの大きさで虹色のきれいな鳥が止まっている。ハチクイだ、よく見ていると、飛び出してまた同じ枝に戻ってくる。蜂をくわえている、実に鮮やかなフライングだ。これも帰国してからスロー再生したら、なんと蜂が飛んでいるのも見えるではないか。c0047906_15574618.jpg 5,000mmの超〃望遠撮影のため鮮明度に欠けるが、蜂を追っかけ捕まえて帰ってきた映像に感動する。これこそデジスコでは味わえないビデスコの世界だ。これらビデオは後日紹介することにする。

 今日撮影できた主な鳥は、チョウショウバト、メガネコウライウグイス、カバイロハッカ、ムギワラトキ、ズクロトサカゲリ、カササギガン、ミナミクロヒメウ、マミジロカルガモ、モリショウビン、ハチクイ、ソデグロバト、ウロコミツスイなど。
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by ja3cf | 2004-11-18 20:40 | ケアンズの野鳥日記