デジスコで初撮影

 平日だが予定していた会議が早く終わったので、帰宅途中にある紀ノ川の河川敷に下りる。ここで観察していると、小鳥が飛んでいるのを見かける。それで車に積んでいたデジスコを降ろしセットする。しかし、なかなか近くに止まらない。あきらめて帰る準備をしているところで、近くの枯れ枝にスズメ似の野鳥が止まった。
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 ズームを最高倍率にしてスコープのピントを合わせる。何しろ始めてのデジスコ野鳥撮影なので先のカメと違い、小枝が風で動くのでなかなかピントが合わない。やっと合ったところで半押ししてカメラの構図を決めて連射撮影をする。W1は5万画素で9枚の連写が可能なのだ。これでとりあえず画像を表示して点検してみる。合わせたはずなのにピントがかなり甘い、また明るすぎて画質がよくない。

 そこでマニュアルに切り換えて絞りとシャッタースピードを変えてからもう一度ピントを合わせて撮影し、再生して確かめる。この作業を数回繰り返していると、何とそばにもう1羽止まった。そこで改めて構図を決めて連写する。数回それを繰り返すと、メモリーが一杯となってしまったので仕方なくそこで終了して帰宅する。

 帰ってからパソコンにメモリーを差し込んで撮してきた画像を確かめる。256MBのメモリーに5万画素の静止画が149枚写っていた。しかし、ピントが合っていても鳥が横やあちらを向いていたりでいいのが僅かに7枚だった。これは効率が悪い。いちばん気になるのはピンぼけだ。これじゃあ撮影条件を考え直さないとメモリーがいくらあっても足りない。

 いつもの鳥仲間にそのうちの気に入った2枚をメールで送り、鳥名とどちらがいいか相談する。山田さんから連絡あり、「ノビタキ」と確認してもらい2匹の方がいいとのことだ。こちらの方が鳥がアップでないが構図が気に入っていたもので、やはり見る目が同じだと安心する。

 「デジスコツワー掲示板」が開設されているので、ここへ初めてこの作品をアップして批評を受けることにした。なんとなんとたーぼ♪こと石丸さんとカワセミ倶楽部主宰者のeisvogel さんからお褒めの言葉をいただいてしまった。お世辞としても嬉しいなあ。これを励みとしてがんばるぞ!
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# by ja3cf | 2004-10-13 23:03 | ビデスコについて

デジスコ用にDSC-W1を入手する

 11月に「石丸喜晴さんと行くケアンズ・デジスコ・ツワー」にいつもの仲間3人で参加することになった。折角海外まで行くのだから、きれいな野鳥を大きな静止画で撮って部屋に飾りたいと急きょデジカメを買うことにした。近くの家電量販店の改装でソニーのDSC-W1が安くなっていたので、これと256MBのメモリースティックを購入する。このカメラを選んだ理由は、モニータが2.5型と大きいのと単三2本で動くという点だ。どうせメインはビデスコなので、W1の予備バッテリは買わずに単三アルカリ電池を持っておけばよいという考えだ。

c0047906_22532970.jpg 接眼レンズは30倍の純正品(14WD)にターボアダプターP1という組み合わせだ。KYOEI-BIRDへFAXで注文したら早い!翌日に届いた。早速セットして近くの風景を撮影してみるがなかなかピント合わせが難しい。それにオートだと露出オーバーとなって白っぽい画像になってしまう。いろいろ実験したがマニュアルで-1.0EVとしてやっと見られる画像になってきた。デジスコの上手下手は一にも二にも慣れだとのこと。半日がかりでテストを繰り返す。

 何とか一通り使えるようになったと解釈して、午後にいつもの公園へ行く。やっぱりデジスコはビデスコに較べて機材は軽くて三脚の動きもスムースだ。2時間ばかり待ってみたがいつものカワセミが現れず残念。何かいい被写体はないかと見ると対岸にカメが水際にいる。これを使ってテストを繰り返す。距離が60m以上もあるので最大倍率で撮すがなかなかシャープな画質が得られない。条件をいろいろ変えながら100枚ほど撮って帰り調べると、構図とピントのよいのが僅かに2枚だけだった。初めてにしてはこんなものだろうと自分で納得する。
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# by ja3cf | 2004-10-11 22:52 | ビデスコについて

飛び込んだ瞬間をキャッチ!

 カメラでカワセミを追っかけると、誰もが獲物をキャッチする瞬間を撮したいという欲望に駆られる。私もそのひとりで、先輩達の素晴らしい写真を見ているとその気持ちがますます強くなってくる。マウントプレートを変更したので、その使い勝手を兼ねていつもの公園へ私のセミちゃんが来ていないか覗きに行く。

 待つことしばし、最初に来たときはカメラを構える間もなく飛び去ってしまった。もう今日は駄目かなと帰り支度をしていたとき再び現れた。しかも今度は曇り空ながら明るい位置なのがいい。スコープをつけたメインカメラはセミちゃんのいる止まり木を狙う。そして用意していた予備カメラにテレコンをつけて飛び込みそうな水面を狙って固定しカメラを回しておく。待つことしばし、メイン画面からセミちゃんが消えた。慌ててサブカメラのモニータをちらっと見たら水面がかすかに動いたようだ。この時点で未だ映っているとは思わなかった。

c0047906_22454982.jpg メインカメラの方は主人公を画面の中央に大きく映していたため、魚をくわえて戻った位置が画面の端っこだった。慌ててカメラを動かそうとしたが、微動しないようしっかり三脚を止めていたのでスムースに動かない。そのため大きく画面が乱れうまく捉えられない。なんとか中央に寄せた時点でもう魚は口の中に収まってしまって満足そうに舌なめずりをしていた。

 帰ってからプレイバックすると飛び込む瞬間が画面にいい角度で映っているではないか。やったぜ、ブラボー!。カワセミが魚を捕る瞬間をテレビで何回か見たが、その素早さにはいつも感心させられる。この画面も止まり木を離れてから戻るまで僅か2秒間だった。それで正確に魚をくわえて水面から飛び上がっている。何という早業、改めてカワセミの才能に敬意を表する。

 セカンドカメラはテレコンをつけてはいるが、ズームいっぱいでもカワセミが小さくしか映らないのでデジタルズーム領域まで広げていた。それで撮影した画面は鮮明さに欠ける。もう一台スコープが欲しいなあ。そうしたらカワセミを同じ大きさと鮮明さで撮すことができ、つなぎ編集しても違和感がなくなるのだが・・・・。

 撮影は不出来で何とか編集してごまかした作品だが、初めての獲物を捉えたビデオなのでここに公開しよう (ここをクリックで動画が見られる)

  翡翠色の 羽ひるがえし水中の 魚獲るカワセミの 早業を見つ
  わずか二秒 魚を咥えて木に戻る カワセミの映像 目を凝らし見る

                       引地貞子(那智勝浦町)
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# by ja3cf | 2004-10-03 22:35 | カワセミ科

基台を変更する

c0047906_22322768.jpg 鳥仲間のVSRこと山田さんは機械工作がすごくお上手で、いつもお世話になっている。新しく加わった藤浪さんのバランス・プレートをきれいに彼が工作しているのを見て、私も作ってくれるように頼んだ。いま使っているTSN-DA3は使い勝手がよいのだが少々大きく重すぎるのと、汎用使用となっているので、カメラの支持台は下に長すぎるのだ。

 今日、工作するということでVSRさん宅に行く。彼の工作室にはいろんな工具や工作機械が整っており、厚いアルミ板を曲げる冶具も自作している。短時間に仕上げてくれて素晴らしい出来映えで軽い。これなら分解せずに大きめのデイパックに入れられそうだ。使い勝手を試すために近くのみかん畑に行く。VSRさんのお住まいは野鳥の観測に最適な場所で、近くにはいくつかの池があり、畠や雑木林が広がっている。

 今日は野鳥が少なく、最大の収穫は「サメビタキ」を僅かな時間だが撮影ができただけだった。後はキジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシホソカラスなど。出来上がったマウントプレートはバランスがいいのだが、上方を狙ったときに中心より少し後ろの方が安定がよいので、移動できるように変更していただいて完成だ。
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# by ja3cf | 2004-10-02 22:32 | ビデスコについて

鳥見仲間が増えて・・・

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 いつもの鳥見仲間三人衆にカワセミのことを話したら見たいということになり今日の鳥見会となった。それにいつもの3人にもう1人仲間(藤浪さん)が加わり、四人衆となり賑やかになった(私以外、他の3人はデジスコ)。

 遠方から仲間が集まったのにセミちゃんがいつもの場所に来ないとなると面目ないと思っていたが、待つこと3時間やっと姿を現した。それもいつもの場所と違い、石垣にある枯れ草に止まってゆ~らゆら。そこからダイビングするが、獲物が小さいのか元に位置に戻ったときは魚をくわえていない。その後、壕の中にある工事中の基礎石に移ってそこを猟場にした。

 5分ほどの間、われわれの前で演技をしてくれたが、大きな獲物を捕ることができず飛び去ってしまった。それにしてもみんな久しぶりにカワセミが撮影できたと満足の表情だ。ほんとにカワセミは見る人に幸福感を与える鳥だとつくづく思う。

 この観測地点では他にキセキレイとアオサギ、それにムクドリが確認できた。それにしてももう夏鳥が飛び去ったらしく、この公園の野鳥は極端に少なく静かだった。

  三時間 仲間と待てば 待望の カワセミ現る 貴重な五分
                   引地貞子(那智勝浦町)
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# by ja3cf | 2004-09-25 22:28 | カワセミ科

ついにビデスコで捉えた!

 近くの公園の壕にカワセミが住みついているのがわかった。私の会社の事務所から公園は近いのだが、平日はスコープを持って観察することができない。ビデオカメラとテレコン、それに小型三脚を入れた小さなバッグ持って散歩がてら何日か現場に行く。そのうち1回は再度親子ペアの撮影に成功した。

 やっと週末になったのでスコープやカメラそれに三脚をキャリングカートに乗せて目的場所へ。待つことしばし、10:20にいつもと違う位置である遊歩道の竹の柵に、カワセミが止まっているのを見つけた。木陰なので肉眼がおろか、双眼鏡でも見つけにくいところだ。早速ビデスコで撮影を始める。距離は約70m、ズームアップしても全身を画面いっぱいにはできない。それに最大ズームと木陰なので鮮明度が落ちるのが仕方がない。

c0047906_15512669.jpg 30分近くずっと撮影をしていた。ときどき頭を上下に揺する特長のある仕草と、首を少し左右に振るだけで動かない。と、突然鳥が液晶画面から消えた。しまった逃げられた、と思うまもなく画面に戻った。なんと何かをくわえている、エビだ!。くわえたまま止まり木に盛んにエビをぶつけている。NHKで放映された有名写真家嶋田忠の撮影したニューギニアのカワセミ画面と同じ行動だ。数回打ち付けて柔らかくなったのかごくごくと飲み込んだ。感激の瞬間だ!!だがエビを飲み込むところで突風が吹き三脚が揺れた。少々残念だが初めての撮影としては上出来だ。(ここをクリックで動画が見られる)

 ついに「スコープでカワセミを撮したい」という初期の願望が叶えられたのだ。それもこんな身近なところで撮影できるのは嬉しいことだ。食べ終わった後、満足そうな顔をしてチョコチョコチョコと数歩横歩きするしぐさはなんとも可愛い。バーダーの誰もがカワセミにあこがれるのがよくわかる。その容姿といい、ハントぶりといい、すっかりその魅力にとりつかれてしまった。これからもこのセミちゃんを追いかけよう。

  画面より 一瞬消えし カワセミの ふたたび戻る 小海老咥えて
                      引地貞子(那智勝浦町)
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# by ja3cf | 2004-09-18 15:50 | カワセミ科

初めての鳥見会

c0047906_1139096.jpg デジスコ仲間三人衆(VSR、NGWそれにCF)で初めての鳥見会を催す。午前中は大阪府泉南の男里川河口でシギ類を観察。今日は週末で釣り客が多く、その影響かあまり鳥が多くない。「キアシシギ」と「チュウシャクシギ」とは初めての対面だ。同行の二人とも工作が得意で、VSRこと山田さんはジンバル型雲台を自作したり、デジカメにリモコン端子を取り付け、スイッチでシャッターを切れるように改造している。NGWこと長谷さんもディスプレーにボックスを取り付け、ルーペで画面を拡大して見えるようにきれいに工作している。

 ここは関空の入り口で、低空で着陸する飛行機を横目で見ながらの観察だった。確認できた野鳥はキアシシギ、チュウシャクシギ、コサギ、ムクドリ、キジバト、ハクセキレイなど。

 午後から大阪市南港野鳥園へ車を走らす。ここは大阪市が埋立地に人工干潟を作り、鳥類を保護するとともに市民に無料で観察場所を提供しているところだ。最初は北観察所に出かけたが、ここは人がいないだけに手入れもしていなく、雑草が生え茂り視界が悪い。コサギとカワウだけ撮影してから展望塔に移動した。

c0047906_1133857.jpg この野鳥園は初めての訪問だが、さすが市民の憩いの場だけあって家族づれが多く、皆んなスコープや双眼鏡でフィールドを眺めて賑やかだ。見晴らしがいいのだが、鳥までかなり距離があり、小さいのはスコープでも見づらい。コサギをクローズアップすると白飛びがしたので、ゼブラパターンが出ない位置まで絞って撮影した。帰宅後その画面を見るとバックの風景がかなり暗くなってしまいよくない。特に静止画となると全体が相当に暗く、失敗だった。

 はじめは大きな鳥ばかりしか視界に入らなかったが、注意してスコープをスイープすると、いろんな種類の野鳥が観察できた。チドリがもっとも多く、「トウネン」など初めての見るシギ類が確認できた。居合わせた常連に聞くと、今日は種類も数も少ないとのこと。トータルでビデオテープを1時間半回す。帰って調べると現地では見つけることができなかったハクセキレイが映っているのが見つかった。このようなことができるのがビデオの特権だ。(ここをクリックで動画が見られる)

 ここで確認できたのは、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、カイツブリ、キジバト、トビ、ムクドリ、コチドリ、シロチドリ、トウネン、キアシシギ、アオアシシギ、ソリハシシギ、ハクセキレイなど。
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# by ja3cf | 2004-09-11 11:30 | 大阪市南港野鳥園

外付けバッテリについて

 友人からの情報によると、格安の外付けバッテリが発売になっている、多分GS400KやGS100Kで使えるのではないだろうかとのこと。早速、その情報が載っているWebを見る。何種類かのバッテリがあるが、そのなかで「My Battery PRO」はリチウムイオンバッテリ7.2Vで4400mAhとなっている。この規格で7,980円とは安い、しかも充電器付きだ。興味のある方は次のWebをご覧あれ。URL:http://www.jtt.ne.jp/products/original/jet/index.html

 最近純正品を買ったばかりで、ちょっぴり悔しがる。このバッテリはデジカメ用は開発されたそうで、デジスコユーザーも関心があると思われる。どなたかチャレンジしませんか。ただし、改造は自己責任でね。
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# by ja3cf | 2004-09-08 11:28 | ビデスコについて

ムクドリも水浴びがかわいい

 和歌山市内を流れる小さな川に行く。水が少なく川原が広がっている。しばらく観察していると、結構野鳥が見かける。アオサギ、ムクドリ、それに少ないながらコチドリが確認できた。
 ムクドリがいちばん多く、盛んに水たまりのある川原を数十センチ間隔で地面をつつきながら足早に動いて行く。小さなゴカイや小生物などを食べているようだ。その動きの速さにズームアップして追跡ができないくらいだ。

c0047906_11242174.jpg 当地にはムクドリはすごく多く、珍しくもなんもないが、この動きを追跡するのは結構スコープ撮影の練習になる。

 追っかけているうちに、数十m先の大きな水たまりで何と10数羽のムクドリが一斉に水浴びを始めた。これはカワイイ、水を盛んに跳ねながら体を左右に振っている姿が何ともユーモラスなのだ。その姿をビデオにばっちり収めた。このような場面が記録できるのはビデオならではのメリットと自慢しよう。
(ここをクリックで動画が見られる)

  ムクドリの群れいっせいに水浴ぶる  この一瞬を撮りし幸運
                    引地貞子(那智勝浦町)
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# by ja3cf | 2004-08-30 11:22 | ムクドリ科

デジスコのメリット

先に行ったことのある紀ノ川のフィールドを覗きに行く。コサギとキジバト、それにソリハシシギだけしか見つからず。そこで、いままで短期間ながら使ったビデスコのメリットとデメリットを普通のデジスコと比較して考えてみた。

メリットは
 ・ 動画なので鳥の動作、習性など臨場感ある場面が記録できる
 ・ 鳥の鳴き声が同時に記録できる
 ・ 動画だけでなく静止画も撮れる
 ・ リモコンが使用できる
 ・ モニータが大きいのでピントが合わせやすい

デメリットは
 ・ システムが大きくて重くなる
 ・ 静止画はデジカメほども期待できない
 ・ セットするには少し手間がかかる

 というところか。やはり動画が中心で、静止画はおまけと考えるべきだ。しかし、動画好きならデメリットを考慮しても、動きのある素晴らしい場面が撮れる喜びがある。市販品のセットだけで簡単にクローズアップした野鳥の映像が楽しめるようになったので、大勢仲間になって欲しい。
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# by ja3cf | 2004-08-29 11:20 | ビデスコについて