動きのある野鳥のズームアップは・・・

 田舎の家にいるのは最後の日なので、冬に白鳥が飛来したことがある隣町の池に行く。ここはかなり大きな池で、200mほど先の向こう岸近くにゴマ粒ほどの野鳥が浮かんでいる。早速スコープをセットして眺めてみる。10羽ほど波に漂っているが、DVカメラの最高の12倍まで上げてやっと「カイツブリ」だと確認できた。

c0047906_10562018.jpg 水面はかなり風があるようで、風上に向かって懸命に泳いでいる。それで倍率が高くすると画面の揺れが大きく追尾がたいへんで鮮明な画面が映らない。スコープの倍率は8倍だがカメラの倍率が12倍なので合計96倍になる。35mm換算ではなんと4,272mmのレンズ相当なのだからちょっとのぶれも許されない。

 しばらく観察していると100m近くまで接近してやっと少しは大きく捉えることができた。中には特長のある頭部の茶色が薄いのがあり幼鳥のようだ。しかし、鳥はかなりのスピードで泳いでおり、上下左右動が激しい。そのため大きくズームアップ撮影ができなかった。いま使っている三脚は低価格なのに、さすがは雲台に定評のあるDAIWA製品だけあって操作はスムースにできる。しかし、カメラ総重量が3.5kgにもなって重量オーバーなのだ。見晴らしがよければ、三脚の足を縮めて座って撮影することにしよう。
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# by ja3cf | 2004-08-14 10:33 | ビデスコについて

カワセミの鳴き声を録音

 久しぶりに田舎の自宅なのでスコープを積んで近くの海岸をドライブする。道路そばに小さな池があり、そこには蓮と蒲が生えている。水面を眺めると水草がたくさん浮かんでいる。大きな鯉が盛んに水草の間で餌を食べているらしく水面を踊らせている。

 ここなら野鳥が来るだろうと車から降りて観察する。やはりその通りで「アオサギ」が飛び去った。持っていたデジスコをセットして半時間ほど観察していると、青い小鳥が池を横切り甲高い鳴き声を発した。とっさに「カワセミ」とわかり、行き先を追っかけたがすぐに視界から消えた。カワセミの習性からして近くに止まり場があるだろうと付近を探したがそのような枝が見つからず。しばらく待つも撮影はできなかった。

 帰宅してビデオを再生してみると鳴き声が見事に録音されていた。カワセミの鳴き声を聞くのは今回が初めてだ。ビデオのいいところはこのような芸当ができることだ。これはビデオカメラならではの長所といえる。それで今後はできるだけ長時間録画ができるように、LPモードにして取りっぱなしにしよう。それには電池が問題で、外付けの長時間バッテリを用意することにした。
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# by ja3cf | 2004-08-13 10:29 | カワセミ科

初めての野鳥・・・ルリビタキ

 夏休みで田舎(和歌山県広川町)に帰る。近くに野鳥が飛んでいるのが鳴き声でわかる。しかし、なかなか撮影できる場所に止まらない。夕方、電線に大きな鳥が止まっているのでスコープで確かめると「キジバト」だった。

 待つことしばし、無線用に設置している自宅のマスト(20m)のてっぺんにいつもの野鳥が止まった。急いで構えたが近すぎて角度が大きいのと、逆光でうまく捉えられない。カメラを微調している間に飛んでしまった。後で映像を確かめると予想していたとおり「ルリビタキ」だった。まともに見られる映像は僅か10秒ほどで、しかもピントが甘い。初めての本格的な野鳥の撮影は30点の出来というところか。編集ソフトで輝度コントラストを修正して少しはルリ色が見えてきた。

 反省点は仰角の大きい撮影は三脚の固定が不安定になり、練習が必要だ。スコープとカメラをマウントシステムTSN-DA3に乗せているので台座がスライドできる。これで全体を40度程度前方を上に傾けてバランスを取ると安定する。それと最初に逆光補正をすべきだった。まずは構図とピント合わせに終始してしまう。とっさの判断は難しいがよい勉強になった。今日使用したビデオカメラはGS400Kだったが、野鳥撮影はやはりこちらの方が便利だ。ビデオ撮影しながら2枚の静止画を撮すことができた。これ以外のDVカメラだと、静止画撮影はビデオ撮影を止めないとできない。DVカメラのいいところは前にも書いたがリモートコントロールを使えることだ。

 それでGS400Kをスコープ専用にすることに決めた。スコープとビデオカメラをセットしたまま収納できるケースを探していたが、古い横長のバッグが見つかり当分これを使うことにする。
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# by ja3cf | 2004-08-12 10:10 | ビデスコについて

新型DVカメラの入手

c0047906_1073630.jpg 予備に持っていたビデオカメラを手放したので、Panasonicの最新版NV-GS400Kを購入する。この機種を選んだ理由は、現用機のNV-GS100Kとレンズ口径とバッテリーが同じだということ。それにCCDが1/4.8とGS100Kよりも少し大きいのが気に入ったからだ。

 両方を比較するとビデオの撮影状態は大きな差異はない。しかし、GS400Kはビデオ撮影中にフォトショットボタンを押すと撮影が停止せずに静止画がメモリーに取り込めるのだ。ただ画像の大きさは1280X960に固定されているのは少々物足りないが、この機能は野鳥撮影には嬉しいことだ。

 撮影にはリモコンが必要だ。この機種には無線と有線の2種類のリモコンが付いているが、有線のフリースタイルリモコンの方が使いやすい。コントローラを三脚のハンドルに固定してみたが、ボタンを押すことで画面が揺れる。それで右手で三脚のハンドルをつかみ、左手でリモコンを持つというスタイルにした。
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# by ja3cf | 2004-08-10 10:06 | ビデスコについて

初めての撮影

 日曜日、スコープを持って近くの海岸へ。しかし台風10号の影響で海水浴も禁止で風が強い。試みに沖に停泊している船舶を映してみたが強風にあおられ安定した映像が得られなかった。

 この環境でも照準の練習ができた。ビデオカメラのアクセサリーシューとスコープの先端を結ぶ線より少し上を狙うことで目的物が取り込めることがわかった。このコツをつかめてからゆっくりながら正確に的を捕らえ、撮影ができるようになった。
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# by ja3cf | 2004-08-01 10:03 | ビデスコについて

風景でテスト

 平日なので夜帰宅してベランダから近くの明るい場所を映しテストする。ビデオのズームを動かしてみると、標準から2倍までは画面の四隅がケラレるが2倍半ばから画面が正常となりズームがスムースに広がる。しかし、7倍以上10倍となると画面の周辺が少し暗くなってくる。

 35mmカメラに換算すると、最大で3000mmのレンズと同じ倍率になる(デジタルズーム不使用)。三脚はDAIWAのVT-551だが、この三脚では搭載重量がオーバーしていることもあって少しの振動でも映像が揺れる。

 500mほど離れたマンションのベランダを映したが、ずーと昔に見たヒチコック監督の映画「窓」を思い出す。しかし、最近は夏でもエアコンの普及で開放している窓はまったく見あたらなくて面白みがないなあ。
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# by ja3cf | 2004-07-24 09:59 | ビデスコについて

スコープなど入手

 インターネットで注文していた待望のフィールドスコープTSN-664とデジカメ用のマウントシステムTSN-DA3それにデジカメ専用の接眼レンズTSN-VA1が届いた。説明書を読むのもそこそこに早速取り付けてみる。最初の印象は思っていた以上に大きくて重量があることだ。

 TSN-DA3とTSN-VA1が思っていたより重いのだ。それだけに頑丈といえる。ちなみにGS100Kと電池をセットした状態で重量計算をしてみたら3.5kgとなった。それに三脚などを加えると6kgほどになり、手持ちで長時間移動は熟年にとってはちょっとつらい重さといえる。

c0047906_9505533.jpg 夜だったのでテストにベランダから見える月を撮影してみる。初めてなのでなかなか月が視界に入ってこない。さんざんスコープを振り回してやっと撮影に成功!、やったーー!。半月の状態ながら月面のクレーターが鮮明に浮かび上がった。
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# by ja3cf | 2004-07-23 09:53 | ビデスコについて

ビデスコをやりたい

 野鳥撮影でフィールドスコープにデジカメをつけて撮影することを「デジスコ」という。その言葉を聞いたのは2003年9月のことだった。友人の山田悦三さんらアマチュア無線家仲間でスリランカに行ったとき、彼はニコンのフィールドスコープEDⅢにデジカメNikon CoolPix4300を取り付けて野鳥を撮影した。その鮮明な拡大画像に目を見張り、これをビデオカメラでやってみたいというのがそもそもの発端だった。

c0047906_2243156.jpg このときはDVカメラにテレコンをつけて彼らと一緒に野鳥を追った。フィールド観察ツワーではないので朝夕の僅かの時間だったが、さすがスリランカはインドとともに野鳥の宝庫といわれるだけあって20種類も観察することができた。このときに撮影したみどり鮮やかなインコとホバリングしているハチドリの映像が気に入ったので、デジカメ画像と合わせて短編のビデオ作品に編集した。友人らに見せたら評判がよく、勧められて「ビデオSALON」の読者投稿欄に送ったところ、嬉しいことに入選となった。(ここをクリックでご覧いただける。ただし画質は340x227、もし動作しないときはWindows Media Playerを最新バージョンにアップすること)

 これですっかり本格的に野鳥のビデオ撮影をしたいという思いが強くなった。しかし、鳥の基礎知識もなければ、フィールドスコープについてもよくわからない。幸いにして最近はインターネットという強い味方があるので、それでぼつぼつ勉強を始めた。

 スコープにデジカメをつけるにはそれに合った接眼レンズが必要なこと。デジカメとスコープの相性もあることがわかった。大阪のヨドバシカメラの展示場には、スコープにデジカメをセットしているのが数点展示している。それを覗いてみたがどれも一部の隅がけられて満足できる画像が表示できていなかった。デジカメでもよくない機種があるのなら、ビデオカメラだとよけいに相性があるのではと不安になる。一度実際に取り付けてテストしてみようと山田さんと話していた。

 それが最近になってKOWAからスコープとデジカメをセットする専用の取付基台とデジカメ用の接眼レンズが発売されたとわかった。その広告写真を見ると、なんと私が持っているパナソニックのDVビデオ(NV-GS100K)がセットされているではないか。これなら安心と早速検討することにした。問題はスコープをどの機種にするか、対物レンズが大きいほど画面が明るく鮮明なのだが大きくなるのと価格が高くなる。中をとってKOWAプロミナーTSN-664に決めた。

 まだビデスコをやっている人はデジスコに較べて極端に少ないようだ。それで、これから始めてみたいと思っている人に、少しでも参考になればとこの日記を公開することにした。

 なお、参考にさせてもらったデジスコのWebをここに紹介しておく。「デジスコで写す野鳥写真の研究室」、「DIGISCO.COM」、「KYOEIデジカメ撮影の肝」、KOWAの「Enjoy Bird Watching」など。
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# by ja3cf | 2004-07-10 09:51 | ビデスコについて