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究極のオーディオマニア

 科学的なことが好きで過去にいろんなマニアと会ってきた。家中に古いラジオをいっぱい集めて個人博物館を開いている人。2部屋にレールを敷き詰めて模型電車が走り回っている家。天文好きで観測小屋まで自作して夜な夜な星を眺めている人。それに自宅の応接間にボーイング747のコクビットを自作して、有名ドラマに貸し出した人。アマチュア無線でも、ずっと前のことだがコリンスやハリクラフター、ドレイクなど世界の有名な高級受信機をすべて揃えていた究極のマニアもいた。

究極のオーディオマニア_c0047906_134218100.jpg オーディオマニアの収集もすごい。気に入った音を得るためなら金に糸目をつけないと聞いている。そんなマニアが近くに居た。海南市で、「音の匠」と名乗られる津毛壽信さんのお宅だ。友人と一緒に訪問すると、部屋中オーディオ機器がいっぱいだった。いずれの装置も世界最高級品で、マニアにとっては垂涎の品物ばかりだ。
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 McIntoshのシステムをメインに、3つの装置を切り替えてリスニングができるようになっている。McIntosh275は真空管アンプの最高峰といわれている。真空管のほのかな明かりは、無線機を組み立てた遠い昔を思い出して懐かしさがこみ上げてきた。
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 スピーカーケーブルだけでも15万円以上もするそうだ。もうひとつすごいと思ったのはCDプレーヤー。アルミの塊から削りだしたもので、日本に数個しかない貴重な品物だそうだ。(画面のクリックで拡大する)
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 スピーカーも正面に3種類が設置されている。B&W(左)と富士通テン(中)それにMcIntosh(右)だ。16個のツイーターのついたMcのXRT-25はすごかったが、私にとっては富士通テンの卵形のスピーカーは、透明感のある好きな音だった。

 なお、質問などある方は直接津毛さんにご連絡ください。(Tel:090-8126-3468)

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by ja3cf | 2011-12-07 13:48 | ちょっと聞いて
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