紅葉とオシドリ

 今年も和歌山城のお堀にオシドリがやって来た。これで4年連続して見ることができた。オシドリは臆病で、遠くからでも人の気配を感じると木陰に逃げ込む。しかし、この鳥は人の近くまで寄ってきて、まるで飼育しているようだ。お陰でゆっくり撮影ができる。

 このオシドリはオス、鮮やかな色彩の優雅な鳥で、日本画にもよく描かれている。尾羽が銀杏の葉の形をしてることからイチョウ羽と呼ばれている。毎年観察しているが、紅葉と一緒に撮影できたのは今年が初めてだった。
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 オシドリは 尾羽震わせて 紅葉を 映す水面を 水脈(みお)長く泳ぐ
 青空を写す お堀の水の面の さざ波のなか オシドリ泳ぐ
 イチョウ羽と 呼ばるる羽は さながらに イチョウの羽の形を成せリ
 置物の如く 鮮やぐオシドリの 際立つ模様 石の上(へ)に立つ

                        引地貞子(那智勝浦町)
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by ja3cf | 2011-12-26 16:00 | カモ科
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