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初めての野鳥・・・ルリビタキ

 夏休みで田舎(和歌山県広川町)に帰る。近くに野鳥が飛んでいるのが鳴き声でわかる。しかし、なかなか撮影できる場所に止まらない。夕方、電線に大きな鳥が止まっているのでスコープで確かめると「キジバト」だった。

 待つことしばし、無線用に設置している自宅のマスト(20m)のてっぺんにいつもの野鳥が止まった。急いで構えたが近すぎて角度が大きいのと、逆光でうまく捉えられない。カメラを微調している間に飛んでしまった。後で映像を確かめると予想していたとおり「ルリビタキ」だった。まともに見られる映像は僅か10秒ほどで、しかもピントが甘い。初めての本格的な野鳥の撮影は30点の出来というところか。編集ソフトで輝度コントラストを修正して少しはルリ色が見えてきた。

 反省点は仰角の大きい撮影は三脚の固定が不安定になり、練習が必要だ。スコープとカメラをマウントシステムTSN-DA3に乗せているので台座がスライドできる。これで全体を40度程度前方を上に傾けてバランスを取ると安定する。それと最初に逆光補正をすべきだった。まずは構図とピント合わせに終始してしまう。とっさの判断は難しいがよい勉強になった。今日使用したビデオカメラはGS400Kだったが、野鳥撮影はやはりこちらの方が便利だ。ビデオ撮影しながら2枚の静止画を撮すことができた。これ以外のDVカメラだと、静止画撮影はビデオ撮影を止めないとできない。DVカメラのいいところは前にも書いたがリモートコントロールを使えることだ。

 それでGS400Kをスコープ専用にすることに決めた。スコープとビデオカメラをセットしたまま収納できるケースを探していたが、古い横長のバッグが見つかり当分これを使うことにする。
by ja3cf | 2004-08-12 10:10 | ビデスコについて
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